後 継 者 育 成 |
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令和4年度 令和5年2月「菅笠づくり後継者育成講座」講座の様子 令和5年3月13日更新 8月の講座の様子 9月の講座の様子 10月の講座の様子 11月の講座の様子 12月の講座の様子 令和5年1月の講座の様子 令和5年2月の講座の様子 令和5年3月の講座の様子 |
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国の重要無形民俗文化財である菅笠製作技術を習得する講座です。 見学をご希望の場合は、菅笠保存会までお問い合わせください♪ |
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1) 笠骨づくりコース | ||||||||||
福岡支所3階大会議室で、令和4年8月~翌年3月(8カ月間)、月2~3回(計20回)行います。 講師の中山孝志さんと城山孝さんが、基礎から丁寧に竹を割り削る指導をします。 7名の受講者(初受講生3名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠骨づくりを学んでいます。 【令和5年2月の講座内容】 ・日 時 : 第17回 2月1日(水)・第18回 8日(水)、午前9時~12時 ・内 容 : 角笠(1尺6寸 直径約48cm)、富士笠(1尺4寸 直径約42cm) 立山笠(1尺3寸 直径約39cm)、一文字笠(1尺7寸 直径約51cm) |
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写真上:小刀の研ぎ方を学びました。 写真下:中骨を外輪骨に差し込む順番を確認しています。中骨は、6本、7本、8本の場合があり、どれも外輪骨に差し込む順番が違います。 ※受講前に手指の消毒をし、マスク着用、換気を行い、講座を実施しています。 |
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外輪骨の尺竹を作成中。サイズ表で、目打ち印の位置を確認して、印を付けます。 サイズ表には、外輪骨と中骨、小輪骨の長さや、目打ち印の間隔、中取り幅等が記入されています。 |
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外輪骨を手のひらを使ってしならせて、丸くしていきます。爪の部分は指ををつかって、丁寧にしならせます。 |
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外輪骨が正円を保っているか、正確に目打ちで穴を開けられたか、中骨の爪の厚みは均等か…。全てが整うと、頭止めが綺麗に仕上がります。 目打ちで穴を開ける時の角度がとても難しいと、受講記録票に感想が記入されていました。 |
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2) 笠縫いコース | ||||||||||
福岡支所3階大会議室で、令和4年8月~翌年3月(8カ月間)、月2~4回(計20回)行います。 講師の橋本レイ子さんと茂古沼真知子さんが、菅の選り分けからはじめ、一つの笠を縫い上げるまでを丁寧に指導します。 10名の受講者(初受講生8名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠縫いを学んでいます。 【令和5年2月の講座内容】 ・日 時 : 第17回 2月2日(木)・第18回 3日(金)、午前9時~午後3時 ・内 容 : 角笠(1尺6寸 直径約48cm)、胴深笠(1尺7寸 直径約51㎝)、 ヘルメット笠、富士笠(1尺4寸 直径約42cm) |
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写真上:茂古沼先生必殺技の「ピンセット」。菅を摘まみ、中心に向かって真っすぐに整えて隙間を減らします。 ※受講前に手指の消毒をし、マスク着用、換気を行い、講座を実施しています。 |
裏側拝見! 引き締めすぎながら笠縫いを行うと、裏側のシカケ菅が緩んでしまいます。 笠縫いの力加減にも気を付けながら、縫い進めています。 |
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胴深笠の笠縫いが終わり、次は頭止め作業です。頭止めのバリエーションは豊富!角笠のような尖った笠、一文字笠のような平な笠など、形状によって頭止めを変える事が出来ます。「胴深笠に合う頭止めは?」講師の橋本さんと茂古沼さんと相談中です。 |
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胴深笠の頭止めが完成しました。 一度頭止めをした後に、もう一度頭止めをして、20本の菅を2本一束で笠に縫い止めました。 講師の講評では、笠縫いと頭止めの評価が満点! 「今までの失敗を思い出しながら、丁寧に作業しました」と受講票に感想が記入されていました。 |
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