後 継 者 育 成 |
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令和4年度 9月「菅笠づくり後継者育成講座」講座の様子 令和4年10月6日更新 8月の講座の様子 9月の講座の様子 10月の講座の様子 11月の講座の様子 12月の講座の様子 令和5年1月の講座の様子 令和5年2月の講座の様子 令和5年3月の講座の様子 |
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国の重要無形民俗文化財である菅笠製作技術を習得する講座です。 見学をご希望の場合は、菅笠保存会までお問い合わせください♪ |
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1) 笠骨づくりコース | ||||||||||
福岡支所3階大会議室で、令和4年8月~翌年3月(8カ月間)、月2~3回(計20回)行います。 講師の中山孝志さんと城山孝さんが、基礎から丁寧に竹を割り削る指導をします。 7名の受講者(初受講生3名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠骨づくりを学んでいます。 【令和4年9月の講座内容】 ・日 時 : 第4回 9月7(水)・第5回 21日(水)・第6回 28日(水)、午前9時~12時 ・内 容 : 角笠(1尺6寸 直径約48cm)、富士笠(1尺4寸 直径約42cm) |
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中骨用の女竹を尺竹に合わせて切ります。 竹の節が爪や中取り(中骨が重なる笠の中心)部分にこないように気を付けます。 ※受講前に手指の消毒をし、マスク着用、換気を行い、講座を実施しています。 |
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講各自のペースに合わせて笠骨づくりを進めています。 | ||||||||
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外輪骨を輪にして、ヨリコ菅で巻いて固定します。 ヨリコ菅を巻く方向の確認をしています。 |
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受講1年目の受講生は、太さや厚みを揃えるのが難しいが、竹がスッと割れて面白かった!と感想欄に記入していました。 | |||||||||
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手板に中骨を差し込み、自分で作った中骨の尺竹を使って、爪と中取りの印を付けます。 | |||||||||
2) 笠縫いコース | ||||||||||
福岡支所3階大会議室で、令和4年8月~翌年3月(8カ月間)、月2~4回(計20回)行います。 講師の橋本レイ子さんと茂古沼真知子さんが、菅の選り分けからはじめ、一つの笠を縫い上げるまでを丁寧に指導します。 10名の受講者(初受講生8名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠縫いを学んでいます。 【令和4年9月の講座内容】 ・日 時 : 第5回 9月1日(木)・第6回 2日(金)・第7回 15日(木)・第8回 16日(金) 午前9時~午後3時 ・内 容 : 大野笠(1尺1寸 直径33cm)、三度笠(1尺7寸 直径約51cm)、立山笠(1尺3寸 直径約39cm) |
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1蓋目 大野笠、2蓋目 立山笠を縫い上げた受講1年目の受講生は、富士山の形に似た富士笠のシカケ作業に入りました。笠紙を固定する前に、小輪骨にシカケ菅を巻き付けるときのシカケ菅の継ぎ足し方を復習しました。 ※受講前に手指の消毒をし、マスク着用、換気を行い、講座を実施しています。 |
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受講3年目の受講生は三度笠の笠縫いを行っています。直径約51cmの三度笠は、20m近く縫います。一針、一針、丁寧に、隙間が出来ないように縫っています。 |
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受講生達の大野笠の笠縫いも佳境!半分程縫い進めたら、ノズケ菅の重なりが多くなるので、適宜にノズケ菅を切ります。 笠縫いを始めて間もない頃は、どのノズケ菅を切ったらよいのか迷います。 橋本先生に、切った方が良いノズケ菅と、切る位置を確認してもらいました。 |
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乾燥すると菅が割れやすくなるので、タオル等で湿らせながら笠を縫います。 |
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頭止めが出来たら受講票に感想を記入して、講師に提出します。 受講1年目の受講生の受講票の感想には、「丁寧な作業を心掛けたい」とありました。 橋本先生から「1回目より、ノズケも縫いもしっかり出来ましたね」と嬉しい講評が記入されていました。 |
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