後 継 者 育 成 |
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令和元年度の講座の様子はコチラ…→ |
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平成30年度「菅笠づくり後継者育成講座」が始まりました 6月(第1回・2回) 平成30年7月2日更新 |
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平成31年3月(第19回・20回)の講座の様子 平成31年2月(第17回・18回)の講座の様子 平成31年1月(第15回・16回)の講座の様子 12月(第13回・14回)の講座の様子 11月(第11回・12回)の講座の様子 |
10月(第9回・10回)の講座の様子 9月(第7回・8回)の講座の様子 8月(第5回・6回)の講座の様子 7月(第3回・4回)の講座の様子 |
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国の重要無形民俗文化財である菅笠製作技術を習得する講座です。 見学をご希望の場合は、菅笠保存会までお問い合わせください♪ |
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1) 笠骨づくりコース | ||||||||||
福岡庁舎2階和室で、平成30年6月~翌年3月の10カ月間、月2回(計20回)行います。 講師の中嶋尋之さんと北守栄一さんが、基礎から丁寧に、竹を割り削る指導をします。 4名の受講者(初受講1名、2年目1名、3年目2名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠骨づくりを学んでいます。 【6月の講座内容】 ・日 時 : 第1回 6月20日(水) 第2回 27日(水)、午前9時~正午 ・内 容 : 角 笠 (尺6寸 直径約48cm) |
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講師の中嶋尋之さん(写真中央)が、外輪骨(がわぼね)に目刺しであけた爪穴に、中骨(なかぼね)を差し込むコツを指導。(6月20日) |
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講師の北守栄一さん(写真左)が、小輪骨(こわぼね)を笠骨の中央に取り付ける時の注意点を指導。(6月20日) | ||||||||
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手板に中骨を並べて、小刀の裏で削る目印を付けます。(6月27日) | |||||||||
講師からの、注意点などの講評を参考に、今月2作目の「角笠 尺6寸」が完成!(6月27日) | ||||||||||
2) 笠縫いコース | ||||||||||
福岡庁舎2階和室で、平成30年6月~翌年3月の10カ月間、月2回(計20回)行います。 講師の橋本レイ子さんと松平カヅミさんが、菅の選り分けからはじめ、一つの笠を縫い上げるまでを丁寧に指導します。 15名の受講者(初受講5名、2年目4名、3年目6名)が、 角 笠 や 富 士 笠 一文字笠などの笠縫いを学んでいます。(受講年数により、製作笠の種類は異なります) 【6月の講座内容】 ・日 時 : 第1回 6月21日(木) 第2回 22日(金)、午前9時~午後3時 ・内 容 : 大野笠(尺1寸 直径約33cm) |
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講師の橋本レイ子さん(写真中央)が、受講初年度の受講生に、長い笠針の使い方を指導。指ハメを上手く使って、笠を縫っていきます。(6月22日) |
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まずは、前もって濡らし柔らかくしておいた菅を使って、菅の選別から(菅選り)からはじめます。 幅の広い菅を親菅といい、笠の表面に使用します。中幅の菅は笠の内側に使用する仕掛け菅、一番細いものはヨリコといって、紐などの役目をします。スゲの特徴として、葉縁に細かいノコギリ状の切込みがあるので、扱い方に注意しながら選り分けます。(6月21日) |
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スゲには表裏があり、仕掛けでは、表側が笠の内側になる様に気を付けます。(6月21日) | |||||||||
スゲは乾燥すると固くなり割れて縫いにくいので、霧吹きで水分を与えたり、濡れタオルをかけるなどして、縫っていきます。(6月22日) | ||||||||||