後 継 者 育 成 |
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令和2年度「菅笠づくり後継者育成講座」 令和2年10月の講座の様子 令和2年11月12日更新 |
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国の重要無形民俗文化財である菅笠製作技術を習得する講座です。 見学をご希望の場合は、菅笠保存会までお問い合わせください♪ |
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1) 笠骨づくりコース | ||||||||||
福岡庁舎3階大会議室で、令和2年8月~翌年3月(8カ月間)、月2~3回(計20回)行います。 講師の中嶋尋之さん、中山孝志さん、小骨づくり講師の城山孝会長が、基礎から丁寧に、竹を割り削る指導をします。 6名の受講者(初受講6名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠骨づくりを学んでいます。 【令和2年10月の講座内容】 ・日 時 : 第7回 10月14日(水) 第8回 21日(水) 第9回 28日(水)、午前9時~正午 ※10月14日(水)笠縫い講座との合同講座 ※10月28日(水)講師:城山孝さん、中山煌雲さん ・内 容 : 富士笠(1尺4寸)、浅山笠(1尺6寸、1尺7寸) |
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第7回目は、笠縫い講座との合同講座。 講師の中嶋尋之さんは、笠骨づくりで気をつけている事として、「仕掛けやノズケ作業で、菅が切れないように、必ず面取りをしています」と、笠縫い講座の受講生に伝えました。 ※受講前に手指の消毒をし、マスク着用、換気を行い、講座を実施しています。 |
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外輪骨に目刺しで中骨の刺し込み口を開ける時、力を入れすぎて広げすぎないように、また、刺し込みの角度が均一になるように…注意することが沢山ありますね。 |
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小輪骨を中骨に固定する時に、よりこ菅を紐として使い、固定し終わったらよりこ菅を少し長目に残して切ります。 そのよりこ菅を利用して、笠縫いの仕掛け作業が始まります。 よりこ菅が、笠骨づくりと笠縫いを繋いでいます。 |
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第9回目は、城山孝会長が、笠の頂上の固定の仕方や、小輪骨の取り付けのコツなどを、丁寧に指導しました。 | ||||||||||
2) 笠縫いコース | ||||||||||
福岡庁舎3階大会議室で、令和2年8月~翌年3月(8カ月間)、月2~4回(計20回)行います。 講師の橋本レイ子さんと茂古沼真知子さんが、菅の選り分けからはじめ、一つの笠を縫い上げるまでを丁寧に指導します。 10名の受講者(初受講3名、2年目3名、3年目4名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠縫いを学んでいます。(受講年数により、製作笠の種類は異なります) 【令和2年10月の講座内容】 ・日 時 : 第7回 10月14日(水) 第8回 15日(木)、午前9時~午後3時 ※10月14日(水)笠骨づくり講座との合同講座 ・内 容 : 受講1年目 立 山 笠 (尺3寸 直径約39cm) 受講2~3年目 角 笠 (尺6寸 直径約48cm)、 三 度 笠 (尺7寸 直径約51cm) |
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放射状に広げた親スゲの中から、頭止めに使う菅を選びます。 今年度の講座から、笠縫いお道具箱の「かさぼんこ」に便利アイテム“クリップ”と“待ち針”などを追加しました。頭止めがしやすいように、選んだ菅の先端をクリップで挟んで目印にします。クリップは6色あるので、頭止めの結ぶ順番が以前よりも分かりやすくなりました。待ち針は、結び終わった親スゲを、のずけ糸で均等に固定するときに仮止め用として使います。 ※受講前に手指の消毒をし、マスク着用、換気を行い、講座を実施しています。 |
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受講3年目の受講生は、三度笠の製作に入りました。中骨が刺してある箇所のノズケは、親スゲ1枚の内側に細めの菅を重ねて行います。 2枚一度にノズケをすることにより、隙間ができにくくなります。 |
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「かさぼんこ」に追加された便利アイテム! クリップ6個、待ち針8本、太い縫い針2本、カーブ針2本。 便利アイテムのおかげで、頭止めがしやすくなりました♪ |
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受講3年目の受講生が製作した角笠。頭止めがとっても美しい!雪の結晶のようですね♪ | ||||||||||