後 継 者 育 成 |
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令和元年度「菅笠づくり後継者育成講座」 9月の講座の様子 令和元年10月17日更新 |
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国の重要無形民俗文化財である菅笠製作技術を習得する講座です。 見学をご希望の場合は、菅笠保存会までお問い合わせください♪ |
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1) 笠骨づくりコース | ||||||||||
福岡庁舎2階和室で、令和元年6月~翌年3月の10カ月間、月2回(計20回)行います。 講師の中嶋尋之さん、北守栄一さん、小骨づくり講師の城山孝会長、臨時講師として中山孝志さんが、基礎から丁寧に、竹を割り削る指導をします。 6名の受講者(初受講5名、3年目1名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠骨づくりを学んでいます。 【9月の講座内容】 ・日 時 : 第7回 9月18日(水) 第8回 25日(水)、午前9時~正午 ・内 容 : 浅山笠 (尺6寸 直径約48cm) |
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外輪骨の繋ぎ目を、ヨリコ菅で巻き留めします。外輪骨の重なる向き、ヨリコ菅の巻き始めの向きを間違えないように、気を付けます。 |
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中骨をもう少し薄く削り、頭頂部を糸で引き締めて組むように、と講師から指導がありました。 | ||||||||
受講1年目の受講生の記録票の感想に、「前回よりも自分でできる所が多くなり、嬉しい。」と記入されていました。回を重ねるごとに、コツをつかんでいます! |
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2) 笠縫いコース | ||||||||||
福岡庁舎3階大会議室で、令和元年8月~翌年3月の8カ月間、月2~4回(計20回)行います。 講師の橋本レイ子さんと松平カヅミさんが、菅の選り分けからはじめ、一つの笠を縫い上げるまでを丁寧に指導します。 16名の受講者(初受講7名、2年目5名、3年目4名)が、 角 笠 や 富 士 笠 などの笠縫いを学んでいます。(受講年数により、製作笠の種類は異なります) 【9月の講座内容】 ・日 時 : 第3回 9月19日(木) 第4回 20日(金)、午前9時~午後3時 ・内 容 : 受講1年目 大野笠 (尺1寸 直径約33cm) 受講2~3年目 富 士 笠 (尺4寸 直径約42cm)、 角 笠 (尺6寸 直径約48cm) |
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左端の緑色の道具は「かせくり器」という、束ねた状態の糸や毛糸を、巻き取るための道具。黄色の笠縫い糸を小巻にするのに重宝しています。 |
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笠縫い糸が短くなったら、機結び(はたむすび)という結び方で結びます。実はこの結び方…難しいのです。手間取りますが、結び目が小さく、ほどけにくいので、練習しています。 | ||||||||
ノズケ作業をしたスゲを全て縫っていくと、重なり合ってしまい、頂上部に進むほど、ゴワゴワして皺がよったりします。どのスゲも残したいところですが、余分なスゲを切り落としていかなければいけません。どのスゲを残せばいいのか…悩ましいです。 |
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